ウインカーを出すことが「カッコ悪い」と考えるドライバーや、そもそも「ウインカーを出す意味が分からない」というドライバーも少なくないようで、ネット上ではウインカーを巡り、しばしば“炎上”も起こっています。
ウインカーを出すことが「カッコ悪い」と考えるドライバーの心理として、代表的なのが「運転が下手だと思われたくない」というものです。
ルールを守った安全運転は、下手な運転どころか最も理想的な運転スタイルですが、残念ながらこのような考えからウインカーを極力使いたくない、というドライバーは一定数存在するようです。
また、都内のある教習所のインストラクターによると「ウインカーをルール通り使用する=カッコ悪い」と考えるドライバーは、若い人や初心者よりもベテランに多いと指摘します。
なかには、講習などで「親や勤め先の上司から『そんなに早くウインカーを出さなくていい』と言われた」と話す若いドライバーもいるとのことで、
このような運転スタイルが、悪い慣習として下の世代に伝わっている可能性もあります。
さらにネット上を見ると、「ウインカーを出さなくても、曲がることぐらいわかるでしょう?」といった意見を持つ人や
「周りのクルマに動きを読まれるとカッコ悪い」などと考えるドライバーに出会ったという投稿も。
ウインカーは前述の通り、自車の動きを周囲に知らせる装備ですので、このような考え方は本末転倒とも言えます。
■日本で一番「ウインカーを出さない」県民は?
JAF(日本自動車連盟)が2017年に実施した意識調査によると、「ウインカーを出さずに車線変更や右左折するクルマが多い」という質問に対し、
「とても思う」「やや思う」と答えた人の割合は、岡山県では全国最多の91%にのぼりました。
このようなウインカーを出さない、あるいは直前に出す走り方は「岡山ルール」と呼ばれることもあります。
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https://trafficnews.jp/post/58013...
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