「熱中症は脱水だけの病気ではありません。本当に怖いのは、その先に起きる炎症です」
こう警鐘を鳴らすのは、長年、熱中症の治療にあたってきた医師です。
「水分をとっていたから大丈夫」「一晩寝れば治る」
そんな判断の裏で、体の中で起きているかもしれない“炎症ドミノ”とはいったい何なのか。
当事者と医師の証言から、その実態を追いました。
〇猛暑の熊谷で見た現実
7月下旬。全国で記録的な暑さとなるなか、私たちは埼玉県熊谷市の埼玉慈恵病院で救急医療の現場に密着しました。
取材期間中、熊谷市では最高気温39.6度を観測。
朝から救急車が何台も到着し、熱中症が疑われる患者が次々に搬送されていました。
処置室では、医師や看護師が患者の体を氷で冷やしながら、倒れた状況や水分摂取の状況を次々と確認していきます。
わずか15分の間に3台の救急車を受け入れる時間帯もありました。
30年以上にわたり熱中症患者を診察してきた藤永剛副院長は、ことしの異変をこう話します。
埼玉慈恵病院 藤永剛副院長
「救急搬送される時間帯が早くなっていて、夜間の熱中症も増えています。これまでとは様子が違います。ことしは5月に一度暑くなりましたが、6月に涼しい日が続いたぶん、暑熱順化の効果が薄れてしまいました。暑さに慣れていない中で急激に気温が上がったこともあいまって患者が増えているんだと思います」
〇「急に足に力が入らなくなって…」
午前11時ごろに搬送されたのは、屋外で清掃の仕事をしていた70代の女性です。
保冷剤を身につけるなど、暑さ対策をしていたにもかかわらず、突然、全身に力が入らなくなったといいます。
以下ソース(スレタイ関連は『医師が警戒する「炎症ドミノ」』の辺りから)
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k1001519707100...
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