「女性=優しい」は4歳、「男性=賢い」7歳…
固定観念は幼少期から 京都大など解明
10/18:sankei
「男性は数学に強い、女性は家事が得意」といった、自身の性別に関わる思い込みや固定観念
(ジェンダーステレオタイプ)が生じるのは何歳ごろか-。
京都大などの研究グループが子供を対象に調べたところ、
「優しい=女性」という固定観念は4歳ごろから、「賢い=男性」は7歳ごろからみられることが分かった。
こうした固定観念が生じる具体的な年齢を調べた研究は国内初で、
グループは「ジェンダーステレオタイプが幼少期ですでに表れているのは驚きだ」としている。
研究は4~7歳の子供と保護者計約560組を対象に実施。
子供に「賢い人」や「優しい人」を説明する話を聞かせた後、男性と女性を示したピクトグラムを見せて
「賢い(優しい)人は誰?」と尋ね、男児・女児別で自分と同じ性別を選ぶ割合を年齢ごとに分析した。
その結果、「優しい人」については男児が男性を選ぶ割合は4~7歳のいずれも半数程度だったのに対し、
女児が女性を選ぶ割合は4歳ごろから一貫して75%前後と男児を上回った。
また、「賢い人」については男女ともに4~6歳は差があまりなかったが、7歳の男児では7割近くが
男性を選んだ。7歳の女児が女性を選んだ割合は半数程度だった。男女ともに幼少期に自分の性別に
関する固定観念がある程度形成されることが明らかになった。
https://www.sankei.com/article/20221018-E3CPMOQN2BLM5...
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