コンビニのレジで「小銭」を一枚ずつ出す障がい者
すると強面の男性が後ろから…
https://grapee.jp/123320... コンビニでの出来事をTwitterに投稿した、小山けんいちさん。
ある日、小山さんが地元のコンビニでレジの順番待ちをしていた時のこと。
レジでは、障がいを持つ客と、そのヘルパーさんが会計をしていました。
客は小さい財布から、小銭を一枚ずつ取り出しており、周囲から見ても大変そうな様子。
当然、通常よりも時間がかかります。
すると、1人の男性が客とヘルパーさんに声をかけました。
男性は、いわゆる強面といった風貌で、小山さんは「遅い!」と文句をいうのではないか、と
内心ヒヤヒヤとしていたといいます。しかし…。
男性:もう1個トレーを出して。小銭さ、出しにくいんだよ。広げて分けたら出しやすいでしょ。
男性は、客が自分で小銭を出せるように、背中を支えてあげるようなアドバイスをしたのです。
介護の現場で働く小山さんは
「私たちは『自分でやりたい』を支える仕事ですが、あらゆるバランスが崩れるとそれが
叶わなくなることもある」と語ります。あらゆるバランスは、当事者たちが調整できるもの
ばかりではないでしょう。だからこそ、男性のアドバイスは、ヘルパーや、何より「やりたい」
という思いを抱く客自身を助けたはずです。
事情を理解し、さらに適切なアドバイスをするのは、そう簡単なことではありません。
しかし、誰かの思いを尊重するということは、私たち一人ひとりの心がけ次第でできるはず。
小山さんがコンビニで出会った男性や店員の姿勢を、見習いたいと思わされます。
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