男子には内緒ですが、女子は基本的には応募=採用です――。帝京大学は、ある教員によりゼミの選考で男子学生が
不利に扱われたという学生の投稿を受けて、当該教員のゼミの募集を中止することを発表しました。
学生の投稿によると、該当教員はゼミに応募した男性の学生を女性だと思い込み、メールで「男子には内緒ですが、
女子は基本的には応募=採用です」「サンドイッチにコーヒーでも飲みながら、お話しししましょう」などと送信。
学生が該当教員にその背景について聞いたところ、教員は企業などの選考でも表だっては差別はないが、結果的に
は同様の対応がなされているなどとして、「採用はそういうものなんだよ。最後は決める人が権限持っているわけで
さ。しのごの言われるものではない」などと発言していました。
帝京大学は本件について、「本学教員による学生への不適切な対応が行われたという事案がソーシャルメディア上
に投稿されていることを確認し、現在事実確認を行っております」とコメント。
また、「帝京大学は教員の立場を利用した学生へのハラスメント行為(アカデミックハラスメント)や差別的行為
を許容しておらず、決して許されるべきものではないと考えております。事実関係が明らかになり次第、ご報告いた
します。なお、本件については現在事実確認中につき、当該教員のゼミの募集を中止といたします」と述べています。
なお、ねとらぼ編集部では帝京大学に詳細について問い合わせ中で、回答や新たな発表があり次第、報じる予定で
す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9452311d35f252792718...
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