アンテナショップに曲がり角
都内で閉店相次ぐ アイデアで奮闘する自治体も 12/9:ntv
https://news.ntv.co.jp/category/society/a521998e36434... 東京の一等地、銀座に店を構える群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」。
県のキャラクターの人気に加え群馬県の特産品を東京で買えるのが、
なんといっても大きな魅力です。2008年にオープンし、一時は年間の来場者数が
58万人にものぼりました。しかし、コロナ禍の影響などで昨年度は13万人と大幅に減少。
今月いっぱいで閉店することが決まったのです。
群馬県の山本知事は閉店の理由について、昨年度の売り上げ約9000万円に対し、
年7000万円の高額な賃貸料に触れ、ネット通販が普及している“今の時代に合わなく
なってきている”と説明しました。その上で「アンテナショップ自体が大きな曲がり角に
来ているのかもしれない」と述べました。
アンテナショップが“曲がり角”にさしかかる中、アイデアで奮闘する自治体もあります。
東京・新橋駅の目の前にある鳥取県と岡山県のアンテナショップは、開店前から行列が
できていました。お目当ては1回500円のカプセルトイです。※1日30個限定 今月11日まで
1等はなんと、この冬にますます高騰する、“蟹取県”こと鳥取県が誇る松葉がに2万円相当です。
ほかにも館内のレストランにある「カニパフェ」や「蟹重」、外れでも500円の買い物券が
もらえて損なしです。コロナ禍で売り上げは8割ほど落ち込みましたが、ユニークなイベントを
行うことで、コロナ禍前に戻りつつあるということです。
鳥取県東京本部 河上一雄さん「鳥取・岡山は気軽になかなか行ける距離でもないですし、
お客さんとコミュニケーションをとりながらより深く知ってもらえる。大変意義のある
施設だと思って、やってます」
“曲がり角”の先は光か闇か、アンテナショップの真価が問われています。
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