1/10(火) 20:40配信
並んで歩く高齢の男女。2人が歩いているのは歩道ではない。東名高速道路だ。
なぜ2人は、危険な高速道路を歩いていたのだろうか。通報までの一部始終をドライブレコーダーが
捉えていた。なぜ…高速道路を歩く高齢男女、毛糸の帽子をかぶり、リュックを背負った高齢の男女。
2人が並んで歩いているのは、静岡県内の東名高速下り線だ。1月7日午前9時半ごろ、歩行者に
遭遇した車のドライブレコーダーの映像は、歩行者に気付いた場面から始まる。
運転手:人が歩いてるよ。え?これまずいっしょ。
数百メートル先の足柄サービスエリアに入るため、左の車線に移った際に、路肩を歩く2人の後ろ姿に気が付いた。
歩行者を発見した人:普通、高速に人がいるって状況がまず考えられないので、え?っていう感じで、危ないなぁと
思って。車載カメラが捉えた高齢の男女は、リュックを背負い、ハイキング風の服装をしている。
2人が歩いていたのは、足柄サービスエリアの手前、約400メートル地点だった。ドライブレコーダーには、
通報から確保までが捉えられていた。
運転手:まずいよね、警察に電話しようか。
警察:はい、緊急回線110番です。事件ですか、事故ですか?
運転手:高速で人が歩いているのを発見したんですけど。
警察:高速は新東名、東名どちらですか?
運転手:東名の足柄サービスエリア手前です。
警察:ご連絡ありがとうございます。高速隊には連絡します。
静岡県警高速隊によると、通報からすぐに男女を確保し、指導したということだ。
バス停から高速に侵入、県外から来たという2人は、どこから高速道路に入ったのだろうか。
男女が発見された高速道路を走ると、バス停があった。高齢の男女が県の高速隊に話していた
足柄のバス停だ。2人はここから高速道路に入ったとみられる。
高齢の男女は、歩いているところを発見された場所の約1キロ手前にある足柄バス停
から高速に入り、歩いてアウトレット方向に向かうつもりだったと話したという。
1月10日、足柄バス停に行くと、バス停から歩いて本線に出ることが可能なつくりだった。
高速道路への歩行者の立ち入りは、重大事故につながりかねない大変危険な行為だ。
歩行者を発見した場合は、緊急通報をするなどして事故を未然に防ぐ必要がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fef06f0a0fbe8ae8cc97...
返信する