卵が値上がりと品薄状態に
仕入れ数が計画の10分の1の店も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230112/k1001394773... 全国で鳥インフルエンザの発生が過去にないペースで相次ぐ中、福岡市内の
スーパーでは卵の仕入れ数が計画の10分の1まで減少する事態が起きていて、
卵が一段と値上がりする懸念が出ています。
今シーズン、鳥インフルエンザの発生は過去にないペースで相次ぎ、
全国で処分対象になったニワトリなどの数は今週、1つのシーズン
として初めて1000万羽を超えました。
こうした中、福岡市東区のスーパーでは、卵の仕入れに影響が表れています。
通常、毎週金曜日の特売日に向けて1000パックを仕入れていますが、先月
中旬から入荷数が減り始め、今週は10分の1の100パックしか確保できていない
ということです。
卵の価格は、ニワトリの餌となる飼料価格の高騰などを受けて値上がりが
続いていますが、鳥インフルエンザの影響も加わり、Mサイズの10個入りの
パックが11日の時点で259円と、1年前より90円ほど高くなっています。
店では、品薄状態が深刻になれば、さらに仕入れ値が上昇し、販売価格に
上乗せせざるをえないと懸念を高めています。
エムズ美和台店の久松浩一店長は「値段が落ち着くことはあまり考えられない。
数量もあと2、3か月はこの状態が続きそうで、数が増えるかどうかも、
春を過ぎないと分からない」と話しています。
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