以前、税務署は時期になると高額納税者を発表していた。
これは市井からの「あの人は羽振りがいいのにおかしい」というチクリ情報を得るためだったと言われている。
しかし、犯罪に巻き込まれる恐れや、高額納税者=上級国民からの不満もあり、個人情報保護法より前に発表を控えるようになった。
当然今では個人情報保護法にも触れると思われる。
今回の一連の事件では、何らかの名簿が出回っており、それによって犯行が計画されているとの報道がある。
それこそ高所得者の名簿だったり、あるいは家族構成(例えば独居老人とか)だったりが漏れているのだろう。
話は変わって消費税だが、益税を防止するためやキッチリ消費税を徴収するため、インボイス制度が始まる。
制度の説明は省くが、課税事業者に登録するとその名称や住所などが誰からも閲覧できるよう公にされるらしい。
つまり売上1000万円以上の会社や個人が一望できるようになる。ま、会社や店はそれで問題ないだろう。俺が思うに、個人はまずいんじゃないか?
農家なんか高齢者世帯で日中家にいないとかすぐに思いつきそう。今でも多発しているが、大型農業機械の盗難などより簡単だ。
芸能人やスポーツ選手等も自宅が特定できる。DVやストーカー被害から逃れようとしている人も含まれているかもしれない。
インボイス制度と個人情報の保護ということで、制度の危うさは以前から言われているが
俺は今回の一連の事件とインボイス制度も結びつくように思う。
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