「お金がないけどお腹がすいて、レストランで白飯だけ注文した私。 嘘くさい

すると、ご飯を食べていた私に、レストランの女性店員の方が
「ごましおかける？」と声をかけてくださいました。

そのとき何故か私は「同情するならカネをくれっ！」と彼女に訴えてしまいました。

困惑した表情でその場を去る彼女を見ながら、私はとても寂しい気持ちになりました。

その日の宿泊先で消灯時間を過ぎてもモヤモヤして寝られずにいると、
部屋の窓にコツコツと小石でも当たるような音がするので外を見て見たら、
そこにいたのはなんとレストランの店員だったのです。

その後、宿から私を連れ出し「かに道楽」に連れて行ってくれました。

私はカニじゃなくてカネなんだけどなぁと思いながら、
彼女の優しさが嬉しくて泣きながらカニを貪り食べました。

あの時のお礼が言いたいです。

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