『はま寿司』での他人の寿司盗み食い、『スシロー』での醤油ボトルの注ぎ口舐め、カラオケ『まねきねこ』、イトーヨー
カドーでの炎の噴射、など相次ぐ客側の迷惑行為動画。これまでの迷惑行為はほとんど若者によって行われたものだが、つ
いに高齢者の動画も拡散されてしまった。
主にツイッター上で拡散しているのはとある回転寿司店で老女がフライドポテトをつまみ食いするというもの。
動画では、白髪のお婆さんは、レーンで回っているポテトを様子を伺うように見た後、一瞬のうちにヒョイと手をのばし
て1本つまんで食べている。その時間わずか5秒ほど。
回るスピードからして、このフライドポテトは注文した客に直行するものではなく、店側がレーンを回して客が取るのを
待つタイプのものと思われる。
1本取った以上は、皿ごと取って会計に加えなければなるまい。
弁護士の見解は
故意にこのような行動をしたらどのような罪に問われるのであろうか。弁護士に聞いた。
「回転寿司店では,店側が飲食物を色や柄などにより価格を明示した皿に乗せ回転レーン上で提示し、これに対し店内の客
が希望する皿をとることで取引慣行により飲食物提供契約が成立します。回転寿司店での『ポテトのつまみ食い』は、回転
レーン上の皿に乗っている飲食物の占有は依然として店側にあると考えられるため店の占有する商品を盗取したものとして、
窃盗罪(刑法235条)に当たる可能性があります」(藏王法律事務所 伊藤蔵人弁護士)
回転寿司業界だが、今回の一連の騒動で、店側も対策を急いでいる。
スシローでは、寿司が流れるレーンには注文された商品以外は流れず、代わりに商品の写真広告が流れ、また食器や調味
料などは希望すれば交換でき、客席とレーンの間に順次、アクリル板を設置するとしている。
これまでは「性善説」に基づいて運営されていたわけだが、お店と客側の信頼関係が崩れるとしたら残念なことだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7ae2690e9749a4a085a...
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