「生産者が日本からいなくなる」物価の優等生...
最後の砦「もやし」も危機!30年間で原料価格3倍に
...なのに小売価格は2割下落
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/314866?display=... 2月も5000品目以上の値上げラッシュが続く中で、優等生
として最後の砦を守り続けているのが「もやし」です。
工業組合もやし生産者協会の調べによりますと、私たちの
お財布にとーっても優しいもやしは約30年間ほとんど値上がり
することなく、現在1袋200gで全国平均31円で販売されています。
しかし、そんなもやしも実は歯を食いしばって優等生の
ポジションをキープしているのです。
工場内で年中栽培できて、天候にも左右されないことから、
長年安定した価格で優等生ぶりを発揮してきました。しかし、
1992年~2022年8月の30年間で原料の緑豆価格が3倍に高騰
したにもかかわらず、もやしの小売価格は約2割下がるという
逆転現象が起きています。さらに…。「重油でボイラーを沸か
して、もやしにかける水を200℃まで上げて、そして成長
させるわけです。その重油代も大変な金額がかかるわけです」
温度が低いと成長しないというもやし。生産過程で使う
1日1500トンの地下水の水温調整や、さらに育成室を常に25℃
に保たないといけないため、多くの燃料費が必要となります。
旭物産小美玉工場では原料や燃料費などの値上がりで経費が
年間で1億円以上も増えているのです。
旭物産:林正二社長「コストは上がっているんだけれども、
それを商品の価格に反映することができない。つまり値上げ
することができない。このままではもやし生産者が日本から
いなくなってしまうんじゃないかと、それくらいの危機感を
もっています」
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