4/9(日) 9:57配信
9日午前2時半ごろ、兵庫県尼崎市次屋の交差点内で、停止している乗用車とそばで立っている
20代の男を、巡回中の県警尼崎東署のパトカーが見つけた。職務質問しようと署員が降車して
近づくと、男は車に乗り込み急発進。パトカーで追いかけたものの見失った。
その約5分後、約1キロ離れた同市若王寺の市道で、逃走した車が電柱や民家の壁に衝突して
止まっているのを署員が発見。男は車を置いて市内の自宅に帰ったとみられ、同署が事情を聴いている。
同署によると、事故当時、車には少なくとも3人が乗っていたといい、同乗していた20代女性
が軽傷のもようで病院に搬送された。電柱が折れた影響で周囲の約30世帯が停電している。
車の発見時、運転席には男に代わって50代女性が座り、助手席に20代女性がいたという。
2人は男について「知らない」と関与を否定しているが、3人は親族とみられる。
事故現場はJR塚口駅の南東約1・5キロ。県道から斜めに分岐する
センターラインのない狭い市道で、周辺には店舗や住宅が密集している。
近くに住む会社員男性(58)は「ドーン」という爆発音のような音で気付いて見に行ったといい、
「後部の塗装がかなりはげてシルバーになっている黒い車が止まっていた。結構なスピードで
突っ込んだんじゃないか」と振り返る。
電柱は中央付近がぽきっと折れ、くの字のように傾いていた。午前10時を回っても復旧作業は完了
しておらず、男性の自宅は停電が続く。モーターで水をくみ上げている関係で水も出ないといい、
「何があったんか知らないがいい迷惑ですわ」と眉をひそめていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/795fcc3867f44f00198cf...
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