「先日、レンゲ畑へどこかの幼稚園・保育園のバスが乗り付け勝手に園児を遊ばせていたと通報を受けました。他人の土地
へ許可なく踏み入ること、花を踏み荒らすことは立派な犯罪です」
神奈川県座間市で米や野菜を育てている「座間ゆたか農園」のツイッター投稿が話題を呼んでいる。
同農園は「レンゲを残しているのは、商材の撮影等のためもありますが、皆さんに風景を楽しんで欲しいのもあります。改
善がない場合は来年からは咲く前に刈りつぶします」ともツイートしている。農園の代表に話を聞いた。
●レンゲが踏み荒らされたあとも
「座間ゆたか農園」では、レンゲを肥料の一種として土にすき込んで使用しており、4月中旬にピンク色の花が咲いた。見
頃を迎えたころ、近所の農家から「大きなバスが来て、勝手に遊ばせていたけど、契約してやっているの?」と連絡があり、
初めて「無断立ち入り」があったことを知った。
「まさかしていないですよ、と答えたんです。たしかに、その頃にレンゲが踏み荒らされたあとがありました。子どもを連
れてきてわざわざ畑に入れるのは、流石に常識の範疇から外れちゃっているだろうと驚きました」
これまでも畑に無断で立ち入る人を見かけた場合、口頭で注意してきた。ただ、自分が畑にいないときにどう対処するかは
悩ましい問題だ。
農園の代表は「畑の大きさからロープで囲むことは実質不可能です。看板を立てると農作業に影響が出ますし、そもそも畑
が点在しているので、すべてに立てるのはなかなか難しいです」と話す。
また、「田畑は私有地なので、許可なく入らないでください。毒蛇など危ない動物もいます。さらに、れんげは肥料にする
ものなので、作物と同じようにお金をかけて育てています。勝手に取ったりしないでほしいです」と呼びかけている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/472cb6979df936a37cc59...
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