5/9(火) 20:48配信
おもちゃ店でぬいぐるみを両手いっぱいに抱えた女。この後、レジを通らずに店の外へと
出ていってしまいました。5月8日午後、静岡県島田市のおもちゃ店で起きたぬいぐるみの
窃盗事件。大胆な犯行の一部始終が監視カメラに残されていました。
<おもちゃのポッポ 鈴木博之代表>
「こちらですね、ぬいぐるみコーナー。いっぱいあるんですが、こちらからたくさんのぬいぐるみを盗んでいった」
店の中に設置された防犯カメラの映像です。8日午後4時半すぎ、女が1人で来店し、ぬいぐるみコーナーで商品を
手に取っていました。品定めすること約40分。女は大量のぬいぐるみを持ったまま、レジとは反対の方向に歩き出します。
<篠原大和記者>
「ぬいぐるみを抱えた女は一度こちらに座って店員の目を確認した後、こちら(メインの入り口)から
出て行ったということです」身を隠して周囲を確認し、外へ出る女。徒歩で来店したにもかかわらず、
店の奥にある駐車場へと向かいます。しばらくして戻ってきた女の手にぬいぐるみはありません。
その後、女が店に戻ることはありませんでした。
窃盗の一部始終がカメラに収められていたのは、島田市中央町の「おもちゃのポッポ」。
<おもちゃのポッポ 鈴木博之代表>「ぬいぐるみを(両手に)持っているお客さんがいることは
店員は把握していたが、ちょっと目を離したら、そのお客さんがいませんでした。非常に悲しく思います」
店側によりますと、盗まれたのは人気のキャラクターや動物などのぬいぐるみ10数点で、被害額は数万円に
上るとみられています。女はメインの入り口から出て駐車場に向かい、最終的にはぬいぐるみを持って
いなかったことから、代表の鈴木さんは組織的・計画的な犯行ではないかと怒りをにじませます。
<おもちゃのポッポ 鈴木博之代表>「地域のおもちゃ屋さんは地元の方や常連客に支えられて
生き残っている状態。そういう方(窃盗犯)がいると、どうしても対策をしたり、お客さんにとって
嫌な目で見ることになるので、楽しくおもちゃ屋をやりたいんですけど非常に悲しい」
子どもに夢を与えるぬいぐるみを隠すこともなく、店から持ち去るという大胆な犯行。
警察は9日、店からの被害届を受理していて、今後、窃盗事件として捜査を進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c69cdcc4813ecf19057a5...
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