いよいよ今年3番目のテニス四大大会「ウインブルドン」(7月3日~16日/イギリス・ロンドン)が開幕する。
長い歴史を誇る「ウインブルドン」では練習および試合を行なう際、必ず“白色のウェア”を着用しなければならないとする
厳格なルールが存在する。だが今年の大会からその「オールホワイトルール」の一部が緩和されたことで、
女子選手からは歓迎の声が上がっている。
ウインブルドンのドレスコードは細かく分かれているが、今年から「女子プレーヤーはショーツまたはスカートより長くない
ことを条件に、無地の中間色または濃色のアンダーショーツの着用が認められる」という条件が加わったのである。
これは生理中の女子選手の経血漏れなどの精神的なストレスの軽減を目的に採用された新しい規定だ。
ウインブルドンの前哨戦に出場しているダリア・カサキナ(ロシア/世界ランキング11位)は、今回の規定変更について
欧州メディア『sky』のインタビューで「女子選手は皆この決断をとても喜んでいる。生理中は、スコートが汚れないかとか、
考えたくないようなストレスが加わる。些細なことかもしれないけど、女子選手にとってはとても大きな問題だった」と語る。
また、同じく前哨戦に出場しているティーンエイジャーのココ・ガウフ(アメリカ/同7位/19歳)は「この変更は大きな安心につながる」
と安堵する。「昨年のウインブルドンの時は生理中でとてもストレスになった。生理用の下着があれば安心だけど、頭の片隅には不安もある。
だからトイレに行く時は何もないか確認するために行くこともあった。(今回の決定により)ロッカールームにいる私や他の女子選手たちの
ストレスがかなり軽減されたと思う」と歓迎する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c94849ede91eb254f1b9...
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