7/8(土) 9:06配信
「あっち向いてホイ!」20代の美人従業員は、SNSで知り合った初対面の客に「ゲームをしよう」とけしかけ、ペナルティーとして酒をガバガバ飲ませ、
多額の飲み代を支払わせていた。風俗営業の許可がないのに女性従業員に客の接待をさせたとして、兵庫県警保安課は5日、姫路市の電気自動車販売会社
の経営者、嘉手苅龍人容疑者(28)を風営法違反の疑いで逮捕した。
オーナーの嘉手苅容疑者がガールズバー「encer」を姫路市にオープンさせたのは、昨年6月のこと。90分飲み放題で男性はセット料金が3000円、
営業時間は深夜3時までだった。女性従業員は少なくとも2人いた。女性従業員はSNSやマッチングアプリを使って見知らぬ男性に片っ端からメッセージを送り、
返信があると、身分を隠したまま「いい店を知っているので行きませんか」と飲みに誘っていた。待ち合わせをして店に入ると、女性従業員の方から
「負けたらお互いに1杯飲むゲームをしませんか」と持ちかけ、あっち向いてホイやじゃんけん、引いた数字が大きい方が勝者になるトランプゲームを繰り返していた。
「女の子もゲームに負けたら、男性客と同じように酒を飲んでいました。ただし、その飲み代も男性客持ちです。罰ゲームの酒代はセット料金とは別だったことから、
ゲームをすればするほど、料金が高くなり、ゲームをするたび男性客の支払額はみるみる膨れ上がっていった」(捜査事情通)今年4月以降、客3人から警察に
「ぼったくられた」と相談があり、総額約70万円を請求された客もいた。本来なら、カウンターの向こうで酒を提供するはずの女性従業員が客の隣に座ってゲームを
していたことから、「接待」とみなし、摘発となった。オーナーの嘉手苅容疑者が客を脅すことはなかったというが、「たまっているので支払ってくださいね」と
催促したり、店の関係者が客の自宅まで取り立てに行き、回収したこともあった。
■父親は地元少年野球の元監督
嘉手苅容疑者は甲子園に春夏5回出場した姫路工業高の野球部出身。父親は元社会人野球の投手で、地元の少年野球チームの元監督という野球一家で育った。
高卒後、会社勤務を経て、2年前に屋根付きの電動三輪車「トゥクトゥク」などを販売する電動車両専門店を開業。地元紙やラジオ番組でも取り上げられた。
電動三輪車は二輪車と比べ、転倒しにくく、コンパクトで操作性に優れ、脱炭素社会に向け、環境に配慮した乗り物として、最近では観光地でも使われている。
「本業」は前途洋々だったのに、なぜ「あっち向いてホイ」みたいなセコイことをして、あぶく銭を稼ごうとしたのか。
https://article.yahoo.co.jp/detail/f5dbd4fc5f621411f2de150... ガールズバー「encer」
https://www.instagram.com/encer.bar...
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