ストリートピアノに賛否「騒音聞かされ不愉快」
休止・撤去も…“共存”へ模索続く
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/00030796... 多くの人が行き交う、東武鉄道・坂戸駅。去年の秋、コンコースにピアノが置かれ、
駅の利用者が演奏に耳を傾けます。 ただし、このピアノは、利用するにあたって
「激しい曲はご遠慮ください」「丁寧に優しく演奏してください」
「演奏時間は一人5分程度とします」など、いくつものルールが設けられています。
ここまで厳しくするのは、ストリートピアノの音を巡って各地でトラブルが相次いでいるためです。
兵庫県内の商業施設に設置されたピアノには、「ずっと騒音を聞かされながらの買い物、
とても不愉快です」「いつも同じ人が長時間、下手なピアノを続けています」
といった意見が寄せられていました。
名古屋市が去年4月に設置したピアノは、今年3月に利用休止となり、
再開のめどは立っていません。
担当者:「一部の方がルールを守らずに大音量で演奏され、それが演奏がうるさい
という声につながるという状況なので。今後どうしていくかについて今、
市の内部で検討している状況です」
兵庫県のJR加古川駅でも、ルールを守らない人が続出し、設置から半年で撤去されました。
坂戸駅のピアノは、大きな音が出ないよう、様々な対策をしています。
坂戸駅ステンドグラス未来ピアノの会 薄墨多美恵代表:
「音を遮断するためのボードを購入しました。結構、頑丈なものを入れました。
上ぶたも常に閉めたまま」さらに、床には音を吸収するマットを敷いています。
しかし、それでも…。
せっかくのストリートピアノの音色が不協和音とならないために、
共存のための模索が続いています。
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