昆虫採集や魚釣りに同行「想定外のニーズ」で保護者に人気
https://mainichi.jp/articles/20230724/k00/00m/040/... セミ、チョウ、バッタ……。夏は多くの昆虫を見ることができる季節だ。
一夏の思い出作りに、子どもと昆虫採集に出かけようと思い立ったものの、
どうしていいか分からない。そんな保護者の思いをくみ取り、
生き物好きの男性(26)が自然公園などに無料で同行するサービスを始めた。
想定外のニーズに応える形にもなり、人気を集めているという。
昆虫採集のほか、釣りや潮干狩りなど、さまざまな生き物探しに
東京農大卒の男性が同行してくれる。
生き物を捕るエサの費用や施設の入場料、長時間になる際は、
食事代が必要となるが、男性の最寄り駅である千葉駅と採集場所までの
交通費のみで応じてくれる。
男性は、大学の野生動物学研究室で特定外来生物「カミツキガメ」の対策を考察。
虫、鳥、魚などの調査も重ねて、知見を深めた。
これまで18件の依頼に応えた。対応できるのは月15件が限度といい、
8月は既に予約が埋まっているという。利用者の半分は小学生以下の子ども。
このうち半数が小学校受験を考えている家庭で、自然の中で生き物を探す
経験を面接で語れるメリットなどを感じているという。
男性は「思いもしないニーズがあることに驚いた」と話す。
男性は「お金をもらわなくても続けたいぐらい楽しい。
でも、いずれは収益化したい。1年ほど無料で続けて、
認知を広げたい」と話している。
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