8/17(木) 14:20配信
一体、誰が何の目的で買うんだろうか。フリマアプリ「メルカリ」で、政治家の名刺がいい値段で売買されている。
毎日新聞(15日付)によると、岸田首相の名刺が1万円で取引され、「首相」「宏池会(岸田派)会長」「外相」
「衆院議員」の4枚セットは2万3000円で出品。
18日、訪米先で会談するバイデン大統領の上院議員時代の名刺も3万9000円で出品されていたという。
個人情報保護や犯罪誘発の観点から、毎日は取引に警鐘を鳴らしている。
メルカリを開いて「政治家 名刺」で検索すると、確かに出るわ出るわ……。岸田首相は「外相」が3500円で売却され、
「首相」は114万5140円で出品中。その価値があるのかどうか。5%オフで9500円に値下げしたものもあった。
公私混同で官邸から追い出された長男・翔太郎氏の「首相秘書官」の名刺も発見。そのうち1枚は9000円で売却済みだが、G7広島サミット仕様は1万円で残っていた。
安倍元首相の名刺も複数売却されていて、「自民党幹事長代理」が1万8000円。「外相秘書官」と父親の晋太郎元外相の「自民党国対委員長」の2枚セットは3万9000円
で売れていた。昭恵夫人の名刺も1万5000円で買われている。菅前首相の「首相」は7777円で売却済み。「官房長官」は5000円から売りに出ている。
田中角栄元首相の「自民党幹事長」のボロボロ名刺が4万5000円で売れていたのもビックリだが、没後30年。おそらく収集の類いだろうが、犯罪者集団の
「ジャパンライフ」の例もある。首相主催の「桜を見る会」の招待状をハク付けに利用し、マルチ商法で荒稼ぎしていた。
ポスト岸田に名前が挙がる河野デジタル担当相、高市経済安保担当相、小泉元環境相、石破元幹事長らの名刺も数千円から取引されているから不気味だ。
「詐欺師が悪用する懸念がぬぐえない上、政治家の名刺が公にさらされることで捏造のリスクも高まる。褒められたものではない。
しかし、タダでやりとりする名刺で小銭稼ぎをするなんて世も末ですよ」(政治評論家の本澤二郎氏)
各党党首の名刺がおおむね出品される中、日本維新の会については創設メンバーから現執行部までゼロ。
どういうわけか猪瀬直樹参院議員の名刺が700円で2枚売れていた。まさか、本人買い取りとか……?
https://news.yahoo.co.jp/articles/23021a4d97db3b7ca9e45...
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