早い人は40代から感情コントロールが鈍ってくる…
和田秀樹「誰にでも起きる前頭葉の萎縮に抗う画期的な方法」
https://president.jp/articles/-/7284... 中高年になっても柔軟な思考を持つにはどうすればいいか。
医師の和田秀樹さんは「早い人で40代から前頭葉が萎縮していくと、
決めつけが激しくなり『前よりも頑固に』『すぐイライラ』
『疑い深く』なってしまう。
こうした決めつけから『かくあるべし思考』に陥ったら、
別の視点から可能性を考え、アプローチするといい」という。
前頭葉の萎縮は、年を取れば誰にでも起こります。
早い人の場合、40代から始まるのです。
人は加齢とともに思考の柔軟性を失い、頑なになり、感情の表現力が
鈍くなっていくものです。これは、前頭葉の萎縮によって起こっています。
前頭葉が老化すると、物事の「決めつけ」が激しくなります。
自分が「こうだ」と思い込むと、周りが「そうとも限らないんじゃない?」
と異論を唱えても聞き入れられなくなる状態です。こうして思考がこり固まり、
頑固になっていくのです。
前頭葉が老化すると、物事の「決めつけ」が激しくなると先述しました。
この物事を決めつける思考は、「かくあるべし思考」となって現れます。
物事を「こうあるべし」と決めつけ、それに反することが許せず、
不安を高めていく思考のあり方です。
悲観的になっている患者さんのお話を聞くとき、私は「そういう考え方もありますが、
そうとも限りませんよね」と、別の視点を持つようにアプローチしていきます。
ただ、ネガティブ思考に陥っているとき、「もっとポジティブに考えましょう」
といわれても、そううまく切り替えられません。そこで大切になるのが、
「別の可能性を考える」ことです。
「悪い面」の裏に隠れた「よい面」を見つけられると、心がフッと軽くなります。
ぜひ、取り入れてみてください。
返信する