港区立中学校の修学旅行は全員海外へ
2024年度はシンガポール3泊5日、自己負担7万円
https://www.tokyo-np.co.jp/article/27457... 東京都港区は来年度以降、全区立中学校3年生の修学旅行の行き先を
海外とすることを決めた。区や日本修学旅行協会によると、
全ての公立中で海外修学旅行を行う自治体は都内初で
全国的にも珍しいという。生徒の自己負担分を超える額を区が負担する。
異文化を直接体験して国際理解を深めてもらうことで国際人を育成するほか、
区立中のさらなる魅力向上につなげていくのが狙い。
事業費は5億1200万円で、関連予算案を9月定例区議会に提案する。
来年度の行き先はシンガポール。英語圏で時差が小さく、
治安も安定しているなどの理由から選んだ。区立中の全3年生
約760人が対象で来年6~9月に3泊5日を予定している。
生徒の負担額は本年度までの京都・奈良などでかかる約7万円以内に
収めるという。単純計算で区負担は1人当たり約67万円。
区内には約80カ国の大使館が集まり、外国人が人口の約7%を占める。
区では区立小1年から「国際科」の授業を導入するなど
国際的な人材育成に力を入れている。武井雅昭区長は1日の定例記者会見で
「子どもたちがこれまで培ってきた英語でのコミュニケーション能力を
発揮する集大成の場にしていきたい」と話した。
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