9/15(金) 18:56配信
10月からお酒に関する税率が改正され、ビール系飲料の値段が変わります。
いわゆる「第3のビール」が値上がりする一方で、ビールは値下がりに。販売店の戦略を取材しました。
【写真を見る】10月からビールが安くなる 一方で「第3のビール」は1ケース約200円値上がり 駆け込み需要にあの手この手
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/gallery/725702?utm_so... 歴史的な物価高が続く中で、10月に控える「ビール減税」。「ビール」の税率が下がる一方で、税率が引き上げられるのが「第3のビール」です。
「第3のビール」とは、麦芽以外の原料を使ったものや発泡酒に他のアルコール飲料を加えたビールテイスト飲料のこと。
350ミリリットルあたりの税率はこれまで37.8円でしたが、9円程度引き上げられ「発泡酒」と同じに。
販売店を訪れると…
(記者)「こちらの店では通常の売り場に加えて、第3のビールの特設コーナーが用意されています」
ひときわ目を引くのが山積みに置かれた「第3のビール」。値上げに関するポップも設置されています。
さらに、一部の商品は食用油などもつけてお得感を出すなど、駆け込み需要を狙ってアピールします。
(イオンリテール東海カンパニー リカー担当・浅野哲也さん)
「9月末までの2週間に、駆け込みでお買い物いただける方が多いので、我々も仕入れを増やして対応している」
10月から「第3のビール」は、1ケースあたりで200円ほど値上がりするとみられています。買い物客は…
(70代男性)「毎日飲んでいるので、(価格が)上がると痛い」
(70代女性)「なるべく安くお願いしたい」
(60代女性)「困っちゃいます。9月いっぱいまでには買いだめしておいた方がいいかな」
一方で、「ビール」の税率は350ミリリットルあたりで6円あまり下がります。
(イオンリテール東海カンパニー リカー担当・浅野哲也さん)「ビールは10月1日以降、減税という形で、
価格が下がるので需要が上がると想定して、10月1日以降はビールの仕入れを増やしながら対応していきたい」
3年後の2026年にはもう一段の改正があり「ビール」・「発泡酒」・「第3のビール」の税率は、
最終的に350ミリリットルあたり54.25円に統一されることに。「ビール系飲料」をめぐる競争が一段と激しくなりそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba1583d500db4c7b6772c...
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