10/6(金) 8:00配信 後半のみ抜粋
その車の男性によりますと、まず、コースの入口前に立つ警備員と通行規制時前に言葉を交わしましたが、特に詳しい説明がなく、止められた認識も
なかったので、コースに向かうと、2人目の警備員もスルー…ドライバーの目につく看板なども見当たりません。次に、コース内の警備員、その次の
警備員は、既に通行規制に入っていたと思われるのに、2人ともスルー…ここでも、通行規制が一目でわかる看板などはありませんでした。
やがて、車は、レース中の選手を先導する何台ものバイクとすれ違いますが、皆、右手を上げて、左側に寄るようなジェスチャーを
しただけだったので、男性は「走行するな」の指示までとは思わず、走行を続けたといいます。また、立ち止まったり、引き返して
きたりして、停止を求めたバイクはありませんでした。そして、道路わきに駐車していた事故車両の横を通過…これでは、走行していた車を見て、
事故車両の男性が「通行規制が終わり、もう走行してもいい」などと思い込んでしまった可能性が否定できません。
さらに、映像には、追い越しをかけたわけではないのに、猛スピードもあってか、センターラインからはみ出したり、センターライン上を走ったりする
自転車が相次ぎ、セイフティーネットとして、反対車線の通行規制が必要だったことが伺えます。出場していた選手の一人は、一連の映像を見て
「ガードマンは全く役割を果たしていない。先導のバイクも手を振って通り過ぎるだけ。運営側、協会に事故の責任があるのは明らか。はみ出した選手の
過失が大きいとされるのは、同じ選手として納得できない」と憤ります。
それでは、五十嵐選手は、なぜ、反対車線にはみ出したのか?
HBCは中央大学の広報室に対し、今回は、下記の質問にYesかNoだけでも自転車競技部の監督や選手に回答してもらえないか、依頼しました。
・初出場だった五十嵐選手は、事前にコースの試走、下見はしていた?・チーム内で片側走行の徹底、監督などからの指示はあった?
・片側走行は“原則”で、勝負を仕かける“一瞬”は、はみ出しも止むを得なかった?
しかし、中央大学の広報室からは「この度のご依頼につきましても、大変、申し訳ございませんが、ご対応いたしかねます」という回答でした。
事故から1か月…協会は、今のところ次の正式会見の予定はないとしながらも、レースの素材提供に応じるなど、広報レベルでは「このままではいけない」
という姿勢を見せています。一方、警察は、協会や事故車両の男性から事情を聴くなどし、刑事責任を問えるだけの過失があるのか、捜査を続けていますが、
逮捕案件ではないので、事故車両のドライブレコーダーの有無など、途中経過は、明らかにしないとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4675fb8d3a81f809b95f7...
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