パリ五輪まで2週間、日本製品に注目
パリ五輪開幕までいよいよ残り2週間。日の丸を背負う選手たちの活躍に期待が集まる中、ここでは
海外から注目される日本製品を紹介。今回は着用されるユニホーム。バレーボールや陸 上で、選手を
守り、活躍の後押しをする工夫がなされている。
米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」が注目したのは、選手を盗撮被害から守るミズノ
製ユニホームだった。バレーボールなどで日本代表選手たちが着用予定だとし、「最新のイノベーシ
ョンがパリ五輪にやってくる。気味の悪い者が赤外線カメラで透視できないユニホームだ」と記事で
も注目していた。
ミズノが開発したのは生地に「赤外線防透け」の特長を備えたもの。近年では撮影機器の高性能化
に伴い、赤外線カメラによるユニホームの内側の下着や体まで盗撮される被害が問題となっている。
同社公式サイトによると、機能性材料に精通している住友金属鉱山株式会社、複合材料技術に精通し
ている共同印刷株式会社とともに、スポーツウェアとして必要なストレッチ性などの基本性能を備え
た一着を作り上げたとされている。
「ビジネス・インサイダー」の記事では「赤外線を吸収する生地により、アスリートの下着や体は赤
外線カメラで透視できない」とされており、「ミズノは、アスリートの不名誉な写真が盗撮者により
ポルノサイトで投稿され、拡散されるトレンドに対抗するため特別にデザインした」と伝えられてい
た。
また、アシックスジャパンから発表された陸 上の公式ユニホームは「パフォーマンスとサステナ
ビリティの両立」をコンセプトとし、軽量性、通気性、持続可能性を柱に開発されている。21年東京
五輪から約25%の軽量化を実現。重量はわずか46グラムになったという。
通気性アップで汗による重量増加も最低限に抑制。オーセンティックモデルは10日から同社オンラ
インストア、全国のスポーツ用品店で発売される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32c67473bb4073ca95ad5...
返信する