「そんなことも知らない?」
PCやスマホに詳しい人がやってしまいがちな「テクノロジーハラスメント」
https://yorozoonews.jp/article/1536952... 都内のIT企業に勤めるAさんは、日ごろからIT関連に興味を持ち、最新情報を
キャッチしては自分で試すことを繰り返していた。効果が感じられれば
社内での導入を提案し、業務効率のアップに貢献している。
一方でAさんの上司BさんはIT技術については門外漢で、Aさんからの提案を
理解するのも一苦労。ついにはAさんから「そんなことも知らないんですか?」
と声をかけられてしまう。Aさんは軽い冗談のつもりでも、Bさんはこの言葉に
深く傷ついてしまい「これはテクハラだ!」と問題に発展してしまうのだった。
テクハラの具体例としては「最新のIT用語を当たり前のように使用し、
理解できない相手を放置する」「新しいアプリやサービスの利用を強要する」
「ITスキルの低さを理由に相手を馬鹿にする」などがある。
繰り返しテクハラがおこなわれれば、被害者は精神的に追い詰められ、
職場環境を悪くしてしまうだろう。最終的には企業の生産性や競争力を
低下させてしまうことになりかねない。
そもそもテクハラの加害者は、自身がハラスメント行為をしているとは
気付いていないかもしれない。そのため、まずはテクハラの知識を社内に
周知することが重要だ。さらに、社内で使用するITツールやサービスに
関して教育をおこない、技術や知識のギャップを埋めることも必要だろう。
初心者で簡単に使用できるツールを採用したり、丁寧なマニュアルを用意したり、
ITに詳しくない人に優しい環境を作ることも重要だ。
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