https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5db97a1b8c7e3050c35... 機動戦士ガンダムシリーズのプラモデルについて、店内で箱の中身をすり替えて高い商品を安く買っていたとして、
東京・秋葉原のプラモデル店が、公式Xでこうした行為をしないよう呼びかけている。
防犯カメラで犯人を特定したと投稿すると、犯人の男が店に謝罪に訪れたという。男は、「魔が差した」と許しを求
めたが、店では、その要求を断ってこの男と警察に出向いた。
■「商品の中身が違うので、返品してほしい」と連絡受けて発覚
被害に遭った「HOBBYLAND秋葉原」では、その経緯について、2024年8月13日から公式Xに投稿している。
その内容や店長が15日にJ-CASTニュースの取材に答えたところでは、きっかけは、前日にガンプラを購入した日
本人客が13日、「商品の中身が違うので、返品してほしい」と連絡してきたことだった。
こうした事態は初めてだったため、店長がショックを受けていると、店員が11日に会計した客の様子がおかしかっ
たと報告した。そこで、このときの防犯カメラの映像を見ると、長い髪を染めた客の男がガンプラの箱のフタをすり
替えていたことが分かった。男は、このすり替え行為で、1000円ほど安く商品を購入していた。
男は、QRコード決済「ペイペイ」を使っており、取引番号も判明したことから、警察が捜査すれば犯人が特定で
きる見通しになった。
店は13日のうちに、公式Xを更新し、犯人の顔が防犯カメラに映っていたとして、「本日20時までに連絡がなけれ
ば、被害届出します」と投稿した。
すると、締切時間の2分前に、犯人の男からとみられる電話があり、店員に対し、買う前に商品の中身を確認したと
ころ高い商品にすり替えられており、そのまま会計したところ購入できてラッキーだったと説明した。このときは、自
らすり替えたことを認めなかったという。
ところが、翌14日になって、防犯カメラに映っていた男が店を訪れ、「魔が差してしまって...」とすり替えを白
状して謝罪した。
「お許しをいただけたら」に、店長は「もう遅いです」と断る
店長が購入した商品はどこにあるか聞くと、この男
は、プラモデルを作った後に罪悪感に責められて捨ててしまったと、真偽不明の説明をしたという。
「どうにかならないですか? お許しをいただけたら、助かるんですけど」
「人生、会社があるので、お願いします」
男は、店長にこう懇願したが、店長は、きっぱり告げた。
「助けたかったんですよ。もう遅いです」「やる前に考えて下さい」
1時間半ぐらい店長と押し問答をした後、男は、店長とともにようやく警察に出向いたという。
店長によると、すり替えは、商品4つで行われ、1つはこの男が購入し、もう1つは、連絡してきた日本人客が購入
した。残り2つのうち、1つは外国人客が8月12日に購入し、もう1つは売れ残っていたという。外国人客がすり替えに
困っていないか心配しており、公式Xで客に確認を求めた。
店では、こうした事態を受けて…続く
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