https://news.yahoo.co.jp/articles/1a81d4ae6eefc948732e3... 岡山県の瀬戸内海「鴻島(こうじま)」。断崖絶壁に別荘や住宅が立ち並んでいる。バブル崩壊後は
一時、廃虚だらけになったが、今、日本だけではなく海外からの移住者も増えているという。
■海を見渡せるマイホームは「200万円」
岡山県備前市、JR日生駅前の港から定期船に乗って15分。
13の島々からなる日生諸島の一つ「鴻島」。島の周囲はおよそ12キロある。
海辺ギリギリに建ち並ぶ豪華な別荘の数々に、山の断崖絶壁に建つおしゃれな住宅。まるでエーゲ海
に浮かぶリゾートのような風景が広がっている。鴻島の住民は50人。およそ半数が移住者だ。
兵庫県姫路市から移住した中島康徳さん(48)愛華さん(48)夫婦。インターネットで鴻島を
知り、5年前に移住した。その決め手となったのが、自宅のベランダから眺められる瀬戸内海の絶景だ。
中島さん
「穏やかな海と島々。本当に癒やされますね」
愛華さん
「この景観が唯一無二。風を受けたらフワッと気持ちが晴れるので最高」
海と断崖絶壁に建ち並ぶカラフルな住宅の風景を自分たちだけで独占。さらに、瀬戸内海に沈む夕日は
圧巻。家の中にいながら絶景を体感することができる。
山の高台にあり、海を見渡せるマイホーム。築25年、14畳のリビングに7畳のロフト付き。その値段
は…。
中島さん
「リフォームとか諸経費とかを入れて200万円でしたね。安かったっていうのも、会社員の僕にとっては
決め手となった」
全国の中古一戸建ての平均価格は2830万円。それに比べると、格安の価格で購入することができた。
中島さん
「必要に応じて兵庫県から通ったり、ここから通ったりっていう2拠点的な使い方」
■穏やかな気候に…自然、動物との生活
神戸市の会社に務める中島さん。コロナ禍を機におととし住民票を鴻島に移し、週の半分を鴻島、もう
半分を兵庫県の自宅で暮らす2拠点生活だ。
島からの通勤手段は…。
続く
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