賃金の “デジタル払い”始まる メリットと狙いは
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240925/k1001459159... キャッシュレス化が進む中、去年、スマホ決済アプリを使った賃金の
デジタル払いが解禁され、厚生労働省は8月、ソフトバンクグループ
傘下の決済大手「PayPay」を初めての事業者として指定しました。
会社では、25日、グループ会社の希望者を対象に9月分の給与から
デジタル払いを始め、従業員の決済アプリのアカウントには給与
のうち事前に設定した額がデジタルで支払われていました。
支払い設定した従業員
「毎月決まった日時に5万円入って、使うたびに減っていくのが目に見える
ので、使いすぎなどを管理できるかなと思う」
会社は、年内にグループ外のほかの企業などでも賃金のデジタル払いが
できるよう準備を進めています。
賃金のデジタル払いのメリットとして、スマホ決済の利用者であれば、
銀行口座から引き出すなどしなくても、そのまま買い物などに利用できる点が
あるとしています。一方で、課題としては、通信障害やアプリに不具合が起きて
利用できなくなるおそれがあるほか、導入にあたって労使間で丁寧に交渉し、
従業員の同意を得る必要があることが指摘されています。
賃金のデジタル払いをめぐっては「auPAY」や「楽天ペイ」が参入に向けて
申請しているほか、「d払い」や「メルペイ」も申請に向けた準備を進めていて、
どこまで実際の利用が広がるかが注目されます。
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