住職が話しているのに「ネットにこう書いてあった」
僧侶の落語家“ネットde真実”に懸念
天台宗の僧侶でもある異色の上方落語家、露の団姫が19日までに
Xを更新。インターネット上の情報を正しいと信じて疑わない人々について
言及し、懸念を示した。
17日に投開票された兵庫県知事選では、パワハラなどの疑惑渦中にあった
斎藤元彦氏をめぐって審議の判断が難しい情報もネット上に飛び交ったが、
SNSを活用した選挙活動を展開して勝利したことで「大手メディアの敗北、
ネットの勝利」といった文言や、ネット上の情報が正しいとうのみにする
人々などを指す「ネットde真実」というネットスラングも話題になった。
スマイリーキクチが「僕が恐れている言葉『ネットで真実を知った』
この危険を理解している人は少ない」とつづったポストを引用。
「お墓や仏事について、住職が説明しているのに『ネットにはこう書いて
あった』と引かない人のお話をよく聞きます。プロの言葉や現場の声
そっちのけで信じられる『ネット』はこれからどうなるのでしょうか」と憂えた。
さらに「ちなみに医師からも、ネットで調べた情報で自己診断してくる人が
いて困るという愚痴を聞いたことがあります。そして、その信じ込んだ情報を
覆す大変さも…」と、ほかの現場にも専門家の言葉よりネット情報を信じ込む
人物が存在している現状について記述。
「匿名だから大丈夫」「ネットだから大丈夫」「みんなが拡散しているから自分も
拡散して大丈夫」は危険ですと訴え、「また、ネット上で誹謗中傷に遭っている
方はネットだからと諦めず、警察にも相談しましょう。ネットで膨らんだ憎悪は、
現実の世界と隣り合わせです」つづった。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/20241119000... スマイリーキクチが危険性指摘 「ネットde真実」トレンド入り
https://www.j-cast.com/2024/11/19498301.htm...
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