はがき85円時代、年賀状どうしますか
人とつながるということとは
年賀状作りの季節がきた。発行枚数が減り続けるなか、今年は10月に
1枚63円から85円に値上がりし、さらなる年賀状離れが予想される。
SNS全盛の社会で、人とのつながり方を改めて考える機会にもなっている。
京都府宇治市の主婦、高井志津加さんは今冬から年賀状を出すのをやめることにした。
はがきの値上がりを受け、夫と話し合って決めた。夫婦2人で計50枚ほど出していたが、
来年は相手から来た場合は返すことにするという。
東京都の公務員男性は、年賀状を「一部やめる」と言う。すでに「年賀状じまい」した
知人がおり、また職場内での年賀状は気を使わせると思っていた。そこにはがき
値上げの知らせ。例年50枚ほど出す年賀状のうち、メールやLINEでは連絡が
取れないお年寄りらを除いた半数ほどは、送らないことにした。
年賀状については「年に一度くらい、ゆっくりと相手を思いおこしながら、
手書きで伝えたいことを記す時間にしていた」と言う。
「一部でもやめるのには少し寂しさはある」
フォトブック制作会社「アスカネット」が10月に実施した調査では、
20代以上の男女308人のうち66人(21.4%)が年賀状を「やめるつもり」
135人(43.8%)が「送る枚数を減らすことを検討する」と答えたという。
https://www.asahi.com/articles/ASSD61RMQSD6UTIL00ZM....
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