よつ葉バターの自主回収に「このまま食べる」「良い企業は守らねば」
消費者から異例の応援 担当者「お客様の安全を最優先に考え回収しております」
「よつ葉乳業」(本社:北海道札幌市)が、製造ラインで使用している部品の破損により
「製品の一部に金属線が混入している恐れがあること」が判明したことから、約628万個の
商品を自主回収することを4月15日に発表。本来であれば、企業に対する不安や不審な
声が中心になってもおかしくないが・・
同社の公式Xやインスタグラムでは、「回収対象みたいだけど、気にせず使う。これからも買い続ける」
「潰れて外資に乗っ取られると困るので、応援する」「良い企業は守らねば」「食べるときに気づくはずだから、
このまま食べる」「無駄にしたくない、自己責任と思っている」。発送元にもよるが、届け先が北海道であることから、
送料を約2000円で想定すると、相当な額であることから、回収費の損失を不安視する人も。なかには、
買収されるきっかけになるのではないかと危機感を抱く人もいた。
よつ葉乳業株式会社 管理統括部 総務広報グループの小西昂史さん
お客様からの異物混入のお申し出により原因を調べたところ、工場製造ライン機器ベルト部品の破損により、
ベルト内の金属線が破断し、 製品の一部に混入している恐れがあることが判明しました。
今回発見された金属線は目視できるサイズでした。回収対象製品にも混入の恐れがあるため、
目視の可否に関わらず回収させていただきます。
ーーあえて送らないという声も散見したが
弊社ホームページでご案内している通り、回収対象製品には金属線混入の恐れがございます。
お客様の安全を最優先に考え回収しておりますので、ご協力のほどお願いいたします。
問題が起きたときに、いかに対応するかで、企業イメージが大きく変わってくるなか、取材に対しても、
迅速かつ丁寧な対応も印象的だった。「北海道のおいしさを、まっすぐ。」という企業理念をこれまで
追求してきたからこそ、SNSで消費者が応援するという形となった稀有な例と言えるのではないだろうか。
https://maidonanews.jp/article/1571884...
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