警察庁が自転車「青切符」反則金額を公表
「スマホながら運転1万2000円」「信号無視6000円」
「イヤホン着用、傘差し運転5000円」など113の違反対象
警察庁は24日、自転車の悪質な交通違反に対して交付される、いわゆる「青切符」について、
新たにスマホのながら運転に1万2000円の反則金を設けるなどの道路交通法施行令の改正案を公表しました。
青切符の対象は16歳以上。これは、原付バイクなどの免許取得や、電動キックボードの運転ができる年齢で、
最低限の交通ルールの知識があると考えられるためです。
違反内容に応じて3000円から1万2000円となります。
青切符の対象となるのは113の違反行為で、
▼スマホなどの“ながら運転”が最も高い1万2000円
▼信号無視、逆走、歩道通行は6000円
▼イヤホン着用運転や傘差し運転、一時不停止は5000円
▼並んで走る行為や2人乗りは3000円です。
ただ、青切符が交付されるのは、
▼警察官の指導や警告に従わない場合や、
▼危険を生じさせた場合を想定していて、反則金を納付すれば刑事処分は行われません。
警察庁は、113の違反行為のうち信号無視など重点対象行為と位置づけている違反を中心に取り締まるほか、
通勤通学など事故の発生が多い時間帯や駅の周辺など事故が起こりやすい場所を中心に取り締まりを行う方針です。
一方、酒酔い運転や酒気帯び運転、事故に繋がるスマホなどの“ながら運転”をした場合などは、
これまでと同様に赤切符が交付され刑事罰の対象となります。
警察庁は、25日から来月24日までパブリックコメントを募集したうえで正式に反則金額などを決定し、
自転車の青切符の導入を盛り込んだ改正道路交通法は来年4月1日に施行される予定です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/187459...
返信する