北九州市の85歳女性、東京まで1295キロ歩き通す…
3年7か月かけ道中で励まされ「最高に幸せ」
80歳を超えて北九州市から東京までの踏破に挑戦していた同市小倉北区の河野久美子さん(85)が、
スタートから3年7か月を経て、東京・日本橋にゴールした。おおむね1~2か月に1回のペースで
ウォーキングを重ね、歩いた総距離は1295キロ。道中での励ましの声に勇気づけられたという
河野さんは「最高に幸せ」と喜びを語った。
親族でウォーキング大会に一緒に参加する仲間でもある合馬晶子さん(78)と一緒に歩みを進めてきた。
1日に10~30キロ程度を歩いた後、新幹線などで帰宅。次回は前に進んでいた場所まで鉄道で
移動した後に歩き始め、北九州から遠方になると現地で1~2泊することもあった。
3年7か月のうち、挑戦に充てたのは計68日で、1日平均の歩行距離は約19キロ。静岡県から神奈川県に
かけての箱根峠は高低差が激しく、2人は「一番きつかった」と声をそろえた。
現地の人や外国人観光客らから「頑張ってほしい」などと声をかけられることもあったという。
河野さんは「多くの人々や応援に支えられた。夢は現実に変えられると感じさせる瞬間で、
挑戦することの大切さを学んだ」と振り返った。
今後について2人は、「歩くことの楽しさを再確認した」と話し、「全国各地で開かれる
ウォーキング大会に出場したい」と新たな目標を語った。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250710-OYT1T50201...
返信する