通勤ラッシュで乗り込んできた高齢の登山者集団
30代サラリーマンの本音で論争発展
「元気なら譲らない」「逆に失礼」
「通勤電車、基本的にお年寄りがいたら席を譲るようにしているんだけれど、
明らかに『これから登山行きます』って格好の老人に関しては申し訳ないけれど譲らない。
こちとらこれから地獄の労働なんだ。好きで体力使って遊びに行く人にまで座席を譲る余裕はないんよ」
先月下旬、SNS上で話題を呼んだ投稿。30代のサラリーマンという投稿者は、職場に向かう
通勤電車でラッシュの時間に乗り込んでくる登山者たちに辟易していると口にする。
投稿は8000件以上のリポスト、16万件もの“いいね”を集めるなど話題に。
投稿者の男性は、「明らかに登山に行く風貌の高齢者グループと通勤電車内で遭遇し、
気のせいかもしれませんが座席を譲るようプレッシャーを受けたので、モヤモヤして投稿しました。
過去にも何度か同じような経験をしています」と経緯を説明。一連の反響については
「賛同が多く、似たような考えの人がたくさんいるのだと思いました。それと同時に、労働や
満員電車が人間から優しさを奪っているのだと実感しました。おそらく私が労働をしていなかったら、
自分も快く譲っていたかもしれません」と考えを語る。
登山者どうかに限らず、高齢者や妊婦、子ども連れなど、電車やバスなどの公共交通機関で
席を譲るかどうかの基準は度々大きな議論を呼んでいる。「優先席に健康そうな人が座っていた」
という指摘もその1つだが、見た目には分からない疾病や障がいを抱えているケースもあり、
安易な決めつけは禁物だ。一般席を譲るかどうかは人それぞれの判断もあるが、
まずは優先席の対象者が一番に考慮されるべきでもある。お互いが思いやりを持って接する
優しい社会でありたいものだ。
https://encount.press/archives/840022...
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