夏休みの宿題に異変!? 広がる「任意制」「選択制」
自由研究はしなくてもいいものに?
保護者「それでいい」「物足りない」
県内の多くの小学校では、あと1週間ほどで夏休みが終わります。
そこで気になるのが、夏休みの宿題。
今、ラストスパートをかけて頑張っている小学生も多いかもしれませんが、
その夏休みの宿題に、ある異変が起きていました。
ベネッセコーポレーションが行ったアンケートです。
去年の夏休みの宿題に、「任意制」や「選択制」の宿題はありましたか?
との問いに、任意制の宿題があったという回答が、半数以上(59.7%)を占めていました。
任意制の宿題の中身を尋ねたところ、最も多かったのは、自由研究・工作で30.2%。
次いで読書感想文で27.4%という結果でした。
夏休みに、自由研究や読書感想文はやらなくてもいいものに、なりつつあるのです。
保護者「ほかの宿題に追われるので、それはそれでいいのかな」
保護者「研究テーマを決めるまでに1週間ぐらいかかる。結局、親が手伝うことになるので、
本当に子供だけの自由研究にはならない。興味のきっかけにはなるけど」
Q.自由研究を必ず出さなくてもいいという学校も増えているようですが?
保護者「うらやましい。正直ちょっとうらやましいです」
保護者「自由研究がなくなると長い夏休みが物足りないのかな。自由でいいと思うが、
嫌々やっていた中から好きが見つかる。そういうきっかけがなくなるんじゃ…」
福岡市・北九州市では
各自治体の教育委員会に話を聞きました。
福岡市では、例えば、読書感想文や、絵画、習字などの民間のコンクールを紹介し、
どれかに挑戦する選択制にする学校や、任意の学校があります。
北九州市では、自由研究、読書感想文、絵画などは、「自由課題」と呼んでいて、
1つ選ぶ「選択制」の学校もあれば、任意の学校もあります。
いずれも、学校の判断に委ねているということでした。
変わりゆく夏休みの宿題。
得意分野を伸ばす機会にできるのか、様々な取り組みが始まっています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/211694...
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