イライラ・睡眠トラブル・もの忘れ…
全部「スマホ認知症」が原因だった!
将来のリスクを防ぐには“ぼんやりタイム”を
急速に普及したスマートフォン(スマホ)によって、私たちの脳は
知らず知らずのうちに蝕まれているのだ。イライラする、よく眠れない、
人やものの名前が出てこないなどの症状に悩んでいるなら、もしかすると……。
脳神経外科医の奥村歩先生
「これらは『スマホ認知症』で、日常的に起こる症状です。
『スマホ認知症』とは、スマホ、パソコン、タブレットなどの
IT機器に頼りすぎることで、脳の機能が低下してしまう病態です」
おもな症状は
1つめは、遂行(実行)機能が低下します。脳から情報がうまく引き出せないために、
もの忘れが頻発し、これまでできていた作業が困難になります。
2つめは、コミュニケーション能力の低下。気の利いた会話ができなくなり、
相手の話がストンと腹に落ちてきません。そのため、相手の真意を理解できなくなります。
3つめは、脳の機能が低下するため、企画力や創像力が低下し、ひらめきやアイデアが生まれなくなります。
4つめは、生活意欲が低下し、何もやる気が起きなくなります。
5つめは、心身の状態をコントロールしている前頭葉の機能が低下するため、体調不良、
イライラするなど情緒不安定を引き起こします」
奥村先生によると、脳にインプットされる情報量があまりにも多すぎる
“情報メタボ”が「スマホ認知症」を発症する引き金になるという。
何の目的で使っているのか、ということをきちんと考えてスマホを使うべきで、
メリハリが大事です。目的のない“ながらスマホ”“だらだらスマホ”はやめるべきです。
たまにはスマホを見るのをやめ、脳を休ませるための時間を作るべきでしょう」
大事なことは、“ぼんやりする時間”を持ち、脳を休ませることだという。
「頭をぼーっとさせる“ぼんやりタイム”を持つことで、人間の脳にある
『デフォルトモード・ネットワーク』と呼ばれる特殊な機能が働きます。
そうすると、脳を省エネモードに切り替えて、スマホ依存によって引き起こされた
脳過労の改善につながる働きをしてくれるのです」
https://smart-flash.jp/lifemoney/363311...
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