【追加情報】
①いまある最も古い記憶は「茂みの中にいる自分の近くを通り過ぎていく車」(7月10日頃 島根・奥出雲町の山間部を走る国道314号脇の草むら)。
②とにかく頭が痛くて、また眠るような感じで、2日くらいはそのまま倒れていた。
③出血している様子は無し。
④半袖Tシャツに黒いズボン、サンダルの格好。近くにはイタリア製ブランドバッグ。
⑤バッグと一緒に散らばっていたブランド財布には、現金は1円もなく、免許証などの身分証も無し。
⑥バッグの中には、チャック付きポリ袋に入れられた約60万円もの大金が入っていた。
⑦スウェーデンのブランドの腕時計、衣類、メガネ、モバイルバッテリー、ライター所持。
⑧携帯電話は無し。
⑨しばらく放浪生活を続けていた。
⑩途中で、車で移動してくれた人、相談に乗ってくれた人、携帯電話本体を譲ってくれた人もいた(SIM無し)。
⑪島根県警に相談するも、身元特定の手がかりなし(シェルターは満床なので入れなかった、身分証も保険証が無いので警察の人が病院に連れて行っても診察できず)
⑫いくつかの断片的な記憶があって、その一つがグリコ看板だった。市の担当者から「大阪行き」を提案。看板の前に20分ぐらいいたが、記憶は戻らず。
⑬市内の救護施設を案内されるが、不安もあり、相部屋なので断った。
⑭いくつかの断片的な記憶のもう一つが、東尋坊。記憶の中で、東尋坊でノートを見ていて、ノートには『東尋坊に来たぞ』というのと『自殺します』とある。しかし、その字は自分の字ではなかった。
他にうっすら記憶があるのは長崎の平和祈念像、フジテレビ、富士山。
⑮大阪市役所を訪ねると、行方不明者とみなされ、警察に通報。職務質問を受け、バッグを調べられたとき、バッグ外側ポケットの底から、刃渡り約8センチの折りたたみナイフ1本が見つかり逮捕。
⑯記憶を無くしている為、ナイフを持っていた理由も不明。大阪県警から島根県警へ問い合わせ、大阪県警は事情を把握。
⑰勾留10日目で不起訴処分とし、釈放。
⑱「更生緊急保護」でグループホームへ。アルバイトの体験をしたり、少しずつ、生活を立て直そうと努力している。
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