タウンページがついに廃止!
135年の歴史をもつ電話帳が終焉を迎える理由
「タウンページ」が、スマホ普及による利用数の大幅な減少や紙資源消費削減のため、
その役目を終えます。最終版は地域限定で順次発行。
今後は「iタウンページ」などのオンラインサービスや、目の不自由な方向けの
点字電話帳が利用できます。104番の番号案内サービスも同時終了です。
Q.135年の歴史を持つ電話帳(タウンページ)とは?
A.タウンページとは、特定の職業別に事業所や企業の電話番号、
住所、広告などを掲載した「職業別電話帳」のことです。
1890年に日本で電話サービスが開始されて以来、電話帳はその進化の過程で
様々な形で利用されてきました。中でもタウンページは、ビジネスやサービスの
情報を網羅し、必要な情報を探す際の羅針盤として機能してきました。
ハローページは「50音順電話帳」と呼ばれ、個人や企業の「名前(氏名・企業名など)」の
50音順に電話番号を掲載していました。
ハローページはすでに、2023年2月に発行が終了しています。
なぜ?いつ?廃止の理由と時期
スマホの普及などにより電話番号検索方法が多様化し、また、タウンページへの広告掲載数が
減少していることもあって、番号案内の利用数が大幅に減少しています。
さらに、紙資源の消費を削減して環境負荷を低減する目的もあり、2026年3月31日に電話帳と
番号案内のサービスは終了します。目の不自由な方の暮らしに役立つ「点字電話帳」については、
2026年4月以降も継続して提供されます。
最終版のタウンページが、2025年1月から2026年3月にかけて地域ごとに順次発行される予定です。
ただし、環境負荷低減の観点から、最終版のタウンページ冊子版は、緊急性の高い職種や
利用機会の多い職種に限定して抜粋掲載されます。
https://dime.jp/genre/2002029...
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