「靴底剥がれた!」今年は多め
靴修理店に依頼次々「のり付け屋」に
履いていた靴の底(ソール)が剥がれるトラブルが増えている。
最高気温34.8度を記録した8月末の広島市内
市内の靴修理店「くつの病院」によると、ここ数年、夏の気温上昇で
依頼が増えているという。多いときは1日5~6件の依頼があるといい、
「うちはのり付け屋かというぐらい、靴底が剥がれたという相談がたくさん来る」と話す。
別の靴修理店「ミスターミニット ゆめタウン広島」の担当者も「靴底が剥がれた
という修理依頼は毎年夏に増えるが、今年は例年より1割ほど多い」。
スニーカーやパンプス、紳士靴などが目立つという。
「ミスターミニット」運営会社の店舗販促課、長嶺素義は
「靴本体と靴底をくっつける接着剤は熱に弱く、特に夏はこうした問題が増える」と説明する。
夏のアスファルトの温度は50度以上になるとされる。スニーカーやサンダル、パンプスなど
靴底の薄いものは、地面の熱が伝わりやすいのだという。
また、湿気も接着剤の力を弱める原因となるため、風通しの悪い靴箱は要注意だという。
そのため、夏が過ぎても油断はできない。ブーツなど冬用の靴は長い間、
靴箱に入れたままにしていることが多い。長嶺さんは「定期的に靴箱から出したり、
空気を入れ替えたりするといい」とアドバイスする。
https://www.asahi.com/articles/AST952QTNT95PITB003M....
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