「目がしょぼしょぼ」「かゆい」
この時期増える”ドライアイ”に注意 乾燥、黄砂、
さらにマスクも一因に!? 角膜に傷が入り炎症のおそれも
冬になり空気が乾燥すると、気になるのが目の症状「ドライアイ」です。
疲れ目や目のかすみ、深刻な場合には角膜に細菌やウイルスが感染し、
炎症を起こす角膜感染症になることも。
さらに、インフルエンザの予防などでマスクをする機会が増えていますが、
実はこのマスクも「ドライアイ」の原因になると考えられています。
マスクと目に、一体どういう関係があるのでしょうか?
福岡山王病院 アイセンター:内尾英一 医師
「全国でドライアイの患者はかなり多くて、1000万人は超えている。2000万人ぐらい
と言われてます。これから福岡でも多くなると思います。エアコンは目の水を取り
ドライにする。それで涙液が乾燥させられてしまう。あとパソコンはどうしても
見つめますので知らず知らずのうちにまばたきが減る。涙に隙間が出て『涙液層の乱れ』
と言うんですけど、それで乾いてしまう」
「黄砂が目に入っても涙で洗い流すことが正常では出来ますけど、それが出来にくい状況で
黄砂が入ってくるので、より悪い効果が加わると思います」
実はこのマスクも、ドライアイを引き起こす可能性があるといいます。
内尾英一 医師「マスクを本当に上手にしてるといいんですけども、緩くつけていたりすると
吐いた息が上の方に行って、直接当たる所が目になる。息が目に当たることによって
涙液が減ってしまう。ドライアイがマスクによって起こると言うわけです」
「ちゃんと顔にフィットするように、隙間がないように。それでもどうしても
乾いてしまうような場合は、目に潤いを加えるための治療、目薬とかをした方が
いいと思いますし、基本的には眼科医の先生のところに行って診断してもらって
ドライアイ用の目薬・ヒアルロン酸とかを定期的につけることによって涙液を補充する。
そうすると角膜の障害も減ってくる」
ドライアイと黄砂への対策、意識することを3つ挙げました。
1つ目、まばたきを意識。パソコンやスマホなどに集中してまばたきの回数が減る。
まばたきすることで、涙液を正常に戻しましょう。
2つ目、マスクの隙間を意識。呼気が直接目に当たらないように。隙間を無くし乾燥を防ぎましょう。
3つ目、黄砂は洗眼液で洗い流すように。こすって目を傷つけないようにしましょう。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/231045...
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