一つ間違えば宗教は怖いものです。
いつの間にかお寺を無条件で信じ、葬式やお墓や仏壇のあり方も
黙って受け入れなければいけないものだと思い込んでしまうのですから。
『この今をどう生きたらいいかを問うのが仏教の本命』であり、
今をどう生きるのか迷っている人々が気軽に行ける所がお寺。
そんな風であったらいいですね。
『心の時代』と言われる現代に、いっぱいあるお寺が本来の仏教を正しく
伝える役目を果たしたら、日本はすばらしい国になるかもしれないと思います。
檀家制度を根本から考え直す時ではないでしょうか。
幼い頃から『ご先祖さまは大切にしなければ罰が当る』とよく言われましたが
わたしはこの言葉には少し抵抗を感じます。
『ご先祖さまも大切かもしれません。でも何より今生きている人を大切に』
『ご先祖さまという言葉でこの世の人を不幸にだけはしないで下さい』
と申し上げたいのです。」
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ブッダの入滅が近いことを知った弟子のアーナンダにブッダは言われた。
「アーナンダよ おまえたち(僧侶=出家者)は 葬儀にかかわってはなりません
そのようなことは司祭者 在家のひとたちがすることです
この世の一切は移ろうものである おまえたちは ただただ真理を求め 怠ることなく
どうか おまえたちは修行(輪廻からの解脱)に励んでほしい」(涅槃経)
「死者はバラモン(司祭者)にまかせよ」(長阿含経第十四巻第三分)
この言葉はすべての僧侶が知っています。
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