銀行で出世するのは「従順で空気を読む人」
それでは、銀行の人事評価はどうなっているのでしょうか。
評価は、「業績評価」と「人物評価」の2種類があって、前者は簡単に言うと仕事ができるかどうかです。後者は勤務態度や本人の性格など、
銀行員としての人格が問われる評価です。
加えて同僚や部下などが多面的な評価を行う「360度評価」も昨今増加しています。
人物評価で悪い点をつけられないようにするために、絶対にやってはいけないことがあります。それは、上司のメンツを潰すことです。
たとえば会議に出席して、上司や先輩が間違いを言った時に、どうしてもひとこと言わなければ気が済まない人がいます。
「それ、間違っていますよ」と言ってしまうタイプです。そういう人は、銀行では確実に出世できません。
一方で、間違っているとわかっていても、会議の場では一切指摘しない人もいます。そして会議が終わった後、その上司や先輩のところに行って
「実はかくかくしかじかで……」と言うのです。こういう人は出世の階段をのぼっていきます。
日本の銀行はゼネラリスト志向なので、何か特定の分野に秀でていることよりも、たとえばコミュニケーション能力が高いとか、
上下関係を重んじるといった、組織人としての常識を弁えた人が出世します。
一方、実力がめちゃくちゃあって、上司や先輩にも忖度することなく、どんどん自分の言いたいことを言える人材は、銀行で出世できるのでしょうか。
少なくとも、私がこれまで見聞きしてきたなかで、この手のタイプで偉くなった人は一人もいません。これからはひょっとすると、
そういう人材が重用される時代が来る可能性もありそうですが、今のところ、おそらくこの手の人材が銀行の頭取やホールディングスの社長になることはないでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e8375f3c16f939069f4d...
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