アルビノの水牛「ドナルド・トランプ」、いけにえ免れる バングラ政府の介入で動物園に
2026年5月28日 8:58 発信地:ダッカ/バングラデシュ [ バングラデシュ アジア・オセアニア ]
【5月28日 AFP】バングラデシュの流れるようなブロンドの髪を持つアルビノの水牛「ドナルド・トランプ」がいけにえを免れ、国立動物園で飼育されることになった。
南アジアのバングラデシュは人口1億7000万人以上でその91%が国教のイスラム教を信仰。28日にイスラム教の祝祭「イード・アル・アドハー(犠牲祭)」を迎える。
飼い主のジア・ウディン・ムリダさん(38)によると、ドナルド・トランプは4歳の雄で体重700キロ。頭頂部の流れるような毛並みが、米大統領のトレードマークである髪型に似ていることから、弟が名付けたという。
ドナルド・トランプは本来であれば犠牲祭でいけにえとしてささげられる予定だった。
だが、ナイフを突きつけられるわずか数時間前、ネット上で大反響を呼んでいたドナルド・トランプを救うためにバングラデシュ政府が介入した。
国立動物園のアティクール・ラーマン園長は、ドナルド・トランプは手厚く世話をされることになるだろうと語った。
ラーマン園長は27日、AFPに対し「このアルビノの水牛のために専用の小屋を用意し、飼育員を配置した」「彼は園内で2週間隔離され、様子を見ることになる」と述べた。
バングラデシュでは、この思いも寄らないソーシャルメディアスターと一緒に写真を撮ろうと大勢の人々が殺到していた。
飼い主のムリダさんによると、5月に入ってから、ネットで話題となったドナルド・トランプをひと目見ようと訪問者が絶え間なく訪れていたという。
ムリダさんは犠牲祭のいけにえ用としてドナルド・トランプを売却したが、バングラデシュ政府がこの水牛の命を救うよう命じ、警察が保護した。
ドナルド・トランプを保護したダッカ・ケラニガンジ警察署のモハンマド・ルフル・クドゥス所長はAFPに対し、「畜産部門から、非常に珍しい動物であるため保護するよう要請があった」と説明。
「このアルビノの水牛はまだ非常に若く、あと数年間は飼育することができると話していた」と付け加えた。
犠牲祭では、ヤギ、羊、牛、水牛などの家畜1200万頭以上がいけにえとしてささげられる予定で、多くの貧しい家庭にとっては、肉をごちそうとして食べられる貴重な機会となっている。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/363702...
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