海水と淡水で24時間発電が可能な装置…
2029年までの完成と販売開始を目指す
塩分濃度が違う海水と淡水が混ざる際に発生する
エネルギーを使い、電気を生み出す――。
2025年4月設立のブルー・ウォーター・エナジー(山口県宇部市)
https://www.bluewaterenergy.jp/ は、
山口大で長く研究された「逆電気透析発電」の商用化を目指しており、
吉崎万莉CEO(29)は「環境やエネルギー問題の解決に一石を投じる
存在になりたい」と意気込む。
特定のイオンだけを通す膜を重ねたケース内に海水と淡水を流すと、
塩分濃度の違いからイオンが膜の間を移動する。このエネルギーを
電力に変換する装置の開発を進めており、2029年までの完成と
販売開始が目標だ。再生可能エネルギーとして24時間、安定的に
発電できるため、水資源が豊富で海岸線が長い日本は潜在的な
市場が大きいとみる。
加えて、同じ発電量の場合、装置の面積が太陽光発電の50分の1、
風力発電の200分の1で済む。海水と淡水が得られる場所であれば
どこでも設置できることから、排水設備がある工場や下水処理場
などが特に有望という。
装置のコスト削減のためにも一定の市場規模をつくることが
課題となるが、すでに化学メーカーや電力会社、自治体などから
関心を寄せられており、吉崎CEOは「再生エネとしての価値など
技術の認知度を高め、世界展開もしたい」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20260605-GYS...
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