小さな手作り列車が34メートル「延伸」
北海道・空知を走る庭園鉄道が地域の「宝物」に
難航するトンネル工事に、高騰する資材。
大幅に遅れている北海道新幹線の札幌延伸を横目に、
見事、延伸を成し遂げたのは「空知鉄道」です。
6月16日に開業したのは空知鉄道の「南赤川駅」と「新北村駅」の間、34メートルです。
空知鉄道は、札幌で鉄道関係の仕事をする金森涼介さんが、2015年に家の庭で開業した、
全長85メートルの「庭園鉄道」です。
レールの敷設はもちろん、駅舎の建設、車両の製造まですべて金森さんの手作り。
今回の延伸工事には3年あまりの工期と約10万円の事業費が投じられました。
「体力的にもしんどい時期、コロナにかかったのもあって悪い時期も重なって、
ペンキが値上がりして、手に入ったのはいいが、木材も高騰した」
新駅開業で今後、増加する…かもしれない利用者に対応するため、
新型の車両「46形電車」も投入されます。
そんな地元の期待を集めて開業式典には岩見沢市長も駆けつけ
「労力を注ぎ込んで作られた空知鉄道は、宝の一つになる」とエールを送りました。
「出発進行!」小さな列車の窓からは、マチの人たちの笑顔がのぞきます。
「楽しかったですね、本当に。すんなりいかなくて、それもまた楽しい材料の1つだった」
「手作りの感じがして小さいころを思い出した。レールにガッタンという感じ、
今そういうことないから」
金森さん、次は鉄道資料館を併設した新しい駅を作ることを目指しています。
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