「耳掃除はしなくていい」は本当?
耳鼻科医が教える、知らないと危険な
“耳ケア”のウソ・ホント
「耳アカは取らない方がいい」と言われるのはなぜ?
わしお耳鼻咽喉科の鷲尾有司先生によると、
耳アカの正体は「耳の中の古くなった皮膚がはがれ落ちたもの」
耳には自浄作用が備わっているため、放っておけば耳アカは
勝手に外へ排出されるのだとか。
「耳アカには、カサカサした“乾性”のものとベタベタした“湿性”のもの、
2種類がありますが、どちらも自然と耳の外へ落ちていく仕組みは同じです」
家庭でできるいちばんの耳ケアは「触らないこと」。
耳掃除が危険な理由には、大きく分けて2つあります。
1:耳アカを奥へ押し込んでしまう
綿棒などで掃除をすると、耳アカが外に出るのを妨げ、かえって奥へ
押し込んでしまいます。「耳アカが取れてスッキリしたと思っても、
じつは取れているのは1割程度。残りの9割を奥へ押し込んでいる、
なんてこともあります」
2:耳の中を傷つけてしまう
頻繁な耳掃除は皮膚を傷つけ、炎症を引き起こします。
「実際に、当院で耳の痛みやかゆみで受診する方のほとんどは、耳のいじり過ぎが
原因です。どうしても耳アカや不快感が気になる場合は、自分で取ろうとせず
耳鼻科を受診してください」
耳の健康を守るためには、「見えないところは触らない」が基本。
「耳の違和感を感じたら、耳掃除のためだけに耳鼻科を受診しても大丈夫です」と
鷲尾先生は話します。
「耳の詰まり感の裏には、耳アカで耳の穴が塞がる耳アカ栓塞のほか、
耳管狭窄症や突発性難聴など、深刻な病気が隠れていることもあります。
ほかの受診のついでに『耳も診てほしい』と言っていただいても構いません。
違和感があれば早めに医師へ相談してください」
https://esse-online.jp/articles/-/3775...
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