「天ぷら」か「さつま揚げ」か:呼称に地域差


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001 2026/09/23(水) 23:59:27 ID:AZMwPKdRu.
「天ぷら」か「さつま揚げ」か 食文化と呼称に地域差
魚のすり身揚げの呼び名と歴史を言語学者が解説

「天ぷらうどんを頼んだら、うどんの上に魚のすり身を揚げた
茶色い食べ物が乗ってきて驚いた」——九州に出張した東日本の
人が体験する、この食文化のギャップ。一般的に「さつま揚げ」と
呼ばれる食べ物が、地域によって「天ぷら」「かまぼこ」「はんぺん」など、
まったく異なる名前で呼ばれる現象の背景には、日本の食文化史と
方言の興味深い関係が見えてくる。

「さつま揚げ」という呼び名は中部地方を含む東日本に広く分布する一方、
「天ぷら」は西日本と青森、北海道に分布し、青森、北海道を別にすると、
その分布は北陸の石川と長野・静岡を境とする東西対立分布を示す。
金沢大学の加藤和夫名誉教授は、出身地が異なると「かまぼこ」「さつま揚げ」
「天ぷら」と呼ぶ食べ物が違ってくる地域差の存在に注目する。
これは、板付きの蒸した魚のすり身製品を「かまぼこ」、野菜や魚介に
衣をつけて揚げた料理を「天ぷら」とする一般的な理解とは大きく異なる現象である。

関西地方では、より細かな呼び分けが見られる。「さつま揚げ」を「天ぷら」と
呼ぶ点は九州と共通するが、一般的な「天ぷら」(野菜や魚介に衣をつけて
揚げたもの)については「つけ揚げ」と呼んで区別する。この呼称システムは
江戸時代から続く伝統的なものと考えられ、関西の食文化の独自性を物語っている。

九州では「さつま揚げ」と「天ぷら」を区別せず、どちらも「天ぷら」と呼ぶのが
一般的である。これは「同じ油で揚げたもの」という発想に基づいている。
ただし、鹿児島県では例外的に「つけ揚げ」という独自の呼び名が使われている。

現代の情報化社会において、これらの地域的な呼称差は徐々に薄まりしつつある。
全国チェーンの普及やメディアの影響により、標準的な呼び名が広まる傾向にある。
しかし同時に、地域独自の呼称を文化遺産として保護しようとする動きも存在する。

言語の標準化と地域性の保持という相反する要請の中で、食べ物の呼称が
どのような変化を遂げるかは、日本の言語文化の将来を占う一つの指標と
なるだろう。地域の食文化に根ざした呼称の多様性を重視し、それを豊かな
文化的遺産として次世代に継承していくことも、今後の重要な課題となるだろう。
加藤和夫:言語学者。金沢大学名誉教授
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/292808...

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002 2026/09/24(木) 00:58:56 ID:4Yd0txgcfw
時々鹿児島物産店が
甘い醤油と薩摩揚げは定番
森伊蔵はない

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