「背後に国家か」サイバー攻撃による情報漏えい相次ぐ
情報の漏えいが相次いでいます。
先月下旬から6日までのおよそ半月の間に、目立ったものだけでも
20件のサイバー攻撃が見つかりました。
この中には、最大でおよそ660万件の免許証を含む情報が漏れた
「タイムズカー」や、大規模なシステム障害が発生し全学部の休講を
余儀なくされている大阪公立大学、1000万件以上の個人情報が漏えいした
「焼肉きんぐ」へのサイバー攻撃も含まれています。
ではなぜ、このような攻撃が相次いでいるのか。サイバーセキュリティーの
専門企業、日本プルーフポイントの増田幸美さんに伺ったところ、
現在「AIを使った攻撃キャンペーン」が行われている可能性があるといいます。
AIの進化が速く、みんなが使っているスマホやパソコンなどのシステムの「穴」
つまり脆弱性を見つけやすくなっている。攻撃の「スピード」と「規模」をみると
「人間の仕業ではなさそうだ」と推定することができる。
その攻撃キャンペーンはなんの目的で行われているのでしょうか?
増田さんによると、1つは「お金目的」。データを戻してほしければお金を払えと
身代金を要求するものですが、最近起きているのはこちらの可能性は低いというんです。
そこで、考えられる2つ目の理由が「大量の情報目的」。情報そのものを抜き取って
利用するというものです。「身代金を要求しない」など特徴的な攻撃の仕方から
「背後に国家がいる可能性も考えられる」と増田さんは見ている。
日本以外の他国が、なぜ日本の企業などの情報がほしい?
ある国が自らの国益につなげるために情報を収集するケースが考えられます。
わかりやすい例でいえば、AIやロボットなど軍事にも応用できる先端技術や、
エネルギーや医療といった科学分野で機密情報などを盗み取ることを目的とした
攻撃です。これらの情報を利用し、優位に立とうという狙いがあります。
また、さらに恐ろしいケースとしては、電力や交通、通信網など重要インフラの
脆弱性を探して、いざという時に破壊行為や威嚇を行うための下準備を行っている
可能性も考えられます。
増田さんによると、日本の企業や学校などに対するサイバー攻撃は
今後も続くとみられるということです。
https://news.ntv.co.jp/category/economy/eb9804e4bcf94...
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