ペットボトル症候群「最悪の場合、意識障害も」
暑さ対策の水分補給に注意点 管理栄養士がアドバイス
14日も山梨県内は気温が上がり、季節先取りの暑さになりました。
暑さ対策として水分補給は大事ですが、「ペットボトル症候群」に注意が必要なんです。
「ペットボトル症候群」とは糖分を含むスポーツドリンクや、清涼飲料水などを
大量に飲み続けることによって起こる健康障害で、ペットボトルで甘い飲み物を
取ることが多いことからそう呼ばれています。
その危険性は…
山梨県厚生連 管理栄養士 大村日南子さん:
「のどの渇きや、多尿多飲、最悪の場合、意識障害を引き起こしてしまう場合もある」
WHO=世界保健機関の推奨では1日の砂糖などの糖類の摂取量を成人で25g、角砂糖およそ8個分としています。
これに対して代表的なペットボトル飲料を例にすると…
500mlの炭酸飲料水には、およそ60g角砂糖およそ20個分。果汁入り飲料は17個分ほど、
スポーツドリンクはおよそ9個分が入っています。
ペットボトルを1本飲むだけでも、1日の目安量を超えてしまいます。
山梨県厚生連 管理栄養士 大村日南子さん:
「清涼飲料水には砂糖がたくさん入っていますので、できれば無糖の水や麦茶などを飲んでいただくのがおすすめです」
またカフェインを含む飲み物やアルコール飲料などは利尿作用があるため水を一緒に飲むことが大切だといいます。
大村日南子さん「ペットボトル飲料を飲まれるという方も多いと思いますが、ぜひ家族の中で
もこういった話をしていただき、暑い夏を乗り切ってください」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/191362...
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